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連載企画 短歌×写真 第三回

担当:熊


守られているよ 生きていくことが独りでもずっと夏の日は続く


ちびっこと獅子



遅くなってすみません熊です。よろしくお願いします。

お盆の頃に帰省がてらちょっとした旅行に行ったのですが、ちょうど旅先で年に一度のお祭りをやっていました。丁寧で楽しい素敵なお祭りでした。
上の写真はその時撮ったうちの一枚です。
昔ながらの日本風の家で、戸を開け放っていて、一番手前のところにちょこんと小さい女の子がいました。家族の人たちは奥の部屋で団らんしている様子で、祭りに使う獅子舞の頭が部屋の隅からちびっこを見ていました。
その夜の雰囲気が何ともあたたかく、悪いことなど絶対何も起こらないと保証されているような、私の記憶の中にもたくさんある「守られた世界」でした。生き物は根本的にはひとりで生きていくものだと私は思いますが、こういう時間の記憶は一生その人を助けてくれます。
安全な空間の中で女の子は周りから少しだけ距離をとって、「ひとり」の練習をし、人でないものたちもそれをそっと応援しているような感じもしました。
といったようなことを表現したかったのですが31音に上手く盛り込めず、何をいいたいのかわからない歌になってしまいました。
「短歌×写真」ということで、写真とセットにして何となく伝わるものがあればよいのですが…



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連載企画 短歌×写真

連載企画「短歌×写真」 第二回 (08/31)

担当:彩羽 氷翠

パリの街迷って出会う風景のような趣塾監局は

塾監局

コメント:

連載企画「短歌×写真」が始まりましたね。

何が良いかなーっと私なりに色々考えてみたのですが

せっかく写真付きの企画ということなので

言葉では伝わりにくい風景を題材にしました。

写真は三田の塾監局です。

短歌は初めて私が塾監局を見たとき抱いた感想を

ストレートに表してみました。

絵葉書や記念切手、多くの写真では旧図書館が全面に出てきますが、

(もちろん旧図書館は私も大好きな建造物の1つではありますが)

そのごく近くの塾監局ももっと焦点が当たれば良いなという思いと共に

塾監局を短歌の題材として投じました。

連載企画「短歌×写真」 第一回

担当:大島

うつくしきけものは眠る娼館の跡にふるびぬものを率いて

猫


解説:

この写真は、私が今月中旬に海外へ旅行した際に撮ったものです。

行き先はギリシャでしたが、ここに映っているのは途中で寄港した先のトルコの遺跡です。

当時は、官僚社会。

市民からの信頼も厚くなければならない彼らに醜聞が立つのを防ぐために、
庁舎から娼館への秘密の地下通路があったとか。

地中海地域特有の、皮膚を刺すような過酷な日光の下で遺跡を見学していると、

いたるところで猫を見かけました。

私が猫好きなのもあいまって、眺めているうちに、こんな考えが。

「この娼館が栄えていた頃も、日射しは今と同じようにきつく、

建物がすっかり衰えた今は、美しい女の代わりに猫が身体を休めている。

官僚が夢中になった花園はないが、観光客が歴史の遺産に夢中になっている…」

果てしないほどの昔に想いを馳せるなかで、

猫や娼婦や太陽や大理石がゆっくりとまざっていくような、不思議な感覚。

白昼夢のような時間。

私にとって、こういう妄想は歴史ある場所を訪ねたときの楽しみの一つです。

連載企画「短歌×写真」 告知

お久しぶりです、大島です。

大学はまだまだ夏季休暇が続いております。

しばらくこちらの更新ができませんでしたが、
今回は連載企画第二弾のお知らせです。

第二弾のテーマは「短歌×写真」。

要領は第一弾と同じ。
会員に好きな写真を一枚選んでもらい、それにインスパイアされた歌を詠む。

写真の被写体や撮影者、撮影時期、白黒かカラーか、などは不問とする。

第一弾では音楽という目に見えない存在と短歌を結び付ける試みをしましたが、
写真はいちおう、実体を持つので、歌と交わらせやすい…

さぁ、それはどうでしょう?

写真は目に見え手に触れることができるから、わかりやすいというのでは
いささか感受性に欠けるような気がしますので

企画者として、私にとっての「写真」の価値について、添えておきましょう。

人は忘れる生き物です。

強く刻みつけても、深く抱きこんでも、

忘れてしまう。

少しずつ、いつかは必ず。

モノより思い出、というキャッチコピーになぞらえるなら
写真はそのあいだにあって、両者をつなぐものではないでしょうか。

例えば、旅先で撮った写真は私に、その時の風景や人物の表情だけでなく
まっさきに記憶から逃げてしまう大事なもの、

日射し、空気感、自分の心境…

こういうものを、ありがたくもふたたび教えてくれます。

そこがもしかして、短歌と似ているかも。

写真も短歌も“今、ここ”にある。けれども“今、ここ”にないものをも内包している。

…そういう考えを巡らせながら連載企画「短歌×写真」をお届けします。

楽しんで読んで頂けると幸いです。

(なお、ブログで作品を発表してしまう問題点についてご指摘を頂きました。
 これについては会員と話し合い、また改めて書きたいと思います。)

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